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透析リハビリって?まずはおさらいから。 [透析リハビリ]

今回は透析リハビリについてです。
昔は透析日はリハビリを行わないことが多かったと思いますが、
最近は透析中にリハビリを行うこともめずらしくなくなってきました。
毎年5千人程増えている透析患者さんに対して、理学療法士ができることはなんでしょうか。
具体的に病院ではどんなプログラムを行っているのでしょう?


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日本透析医学科の調査によると、透析患者は2013年現在、全国で31.5万人。毎年5千人ずつ増加中だそうです。
その中で生活が自立している患者は45%ほど。透析患者のほとんどが全身にわたる廃用症候群といわれています。

まずは人工透析のおさらいから。
透析とは、腎臓病のために腎臓の働きがいちじるしく低下し、体内の余分な水分や、老廃物などを、体外に出すことができなくなった患者のための治療法です。
腎臓の代わりとなる人工腎臓を使って、老廃物などがたまった血液をきれいにし、余分な水分を取り除きます。

次に大事なシャントについて。
血液透析には、体から血液を出し入れする出入口(ブラッドアクセス)が必要です。
大半が、腕などの血管を使った「内シャント」という方法をとっています。
手術で動脈と静脈をつないで血液の短絡路(シャント)を作り、静脈に勢いよく血液が流れるようにして静脈を太くすることで、針を刺しやすく、また十分な血量が確保できるようにします。

内シャントは多くの場合、長く使ううちに血液が流れにくくなってきて作り直しが必要となる。合併症や感染が原因で使用できなくなることもある。
そのため大事に使うことが必要となります。
・流れを確認する
・血流をよくする
・圧迫しないようにする(血圧測定は要注意!)
・清潔にする
です。次回はリスク管理について。


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