SSブログ

理学療法士と保険について考える [保険]

おはようございます。
今回は趣向を変えて、理学療法士と保険について書いてみたいと思います。
これこそ人それぞれなのですが、日々病棟で様々な患者さんや御家族を近くで見ているPTだからこそ思うところがあると思います。


スポンサードリンク











まず自分の身を守るものから。
理学療法士として思いつくであろう保険の一つが理学療法士賠償責任保険だと思います。
これは理学療法業務中の事故により、法律上の損害賠償責任を負担することによって被る損害に対して保険金が支払われる保険です。
要はリハビリ中に患者さんを怪我させてしまった場合、個人の賠償請求がなされた場合に保険金がおりる仕組みです。
なかなかそこまでは無いと思いますが、病院賠償責任保険などに入っていない方などは入るメリットがあるかもしれません。
あとは日常生活での保証(休日に自転車で人を引いてしまった等)もいくつかついており、年間4000円の保険料が必要となります。
私は一応加入していますが、使うとしたら日常生活での保障の方が可能性は高いだろうなと思っています。

次に民間医療保険(入院1日5000円支給など)です。
病気や怪我で入院することになった時、公的な医療保険が使えるのは皆様知っての通りですが、
さらに高額療養費制度により、自己負担額の上限が決められています(年収370万~770万円の一般所得者で月の上限が8~9万円)。
労災でしたら1年半は傷病手当が受けられます。
ではなぜ民間医療保険が必要なのかと言われると、差額ベッド代や食事代などは保険対象外だから、
そこの補填に当ててくださいといった謳い文句で売られているようです。
1日5000円~もする差額ベッドが必要な個室にずっと居る患者さんはあまりいないですし(大体みなさん長くは居たがらないですよね)、
食事代などはそこまでかかるものではないと思います。
入院日数の短縮が叫ばれる昨今で、60日とか120日も入院する方はあまりいません(回復期には多くいるかもしれませんが、何度も入院する方は少ないと思います)。
そこで公的な保険を使ってスポット的にかかるお金と、毎月の保険料を60歳まで支払い続けるお金はどちらが多いでしょうか?
貯蓄がまったくなければ保険に入っていたほうが安心だと思いますが、そこまでお金がなければ、そもそも保険料を払うのも大変だと思います。
そこまでして民間の医療保険に入る理由とは何でしょうか?

次回は終身保険について考えてみたいと思います。


スポンサードリンク








nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。