透析患者のリハビリをする前のチェック項目

透析患者の方のデータの見方をまとめてみました。
これだけではないですが、基本として抑えていただけると良いと思います。
参考程度にみてください。
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透析時間のチェック：時間は通常通りに行われているか。
除水量のチェック：1回の透析での除水量は体重の3～5％以内が理想的
透析期間が長い人ほど透析アミロイドーシスの発生率が高くなる。
血圧変動は無いか？脈の変化はないか。他覚症状は無いか臨床検査技師や看護師に常に確認をしましょう。

血液データから見てみましょう。
TP,ALB低値。蛋白制限食によるもの？低栄養状態。浮腫のチェック。
血糖：高血糖症状、低血糖リスクの確認。
赤血球：貧血傾向
血小板：出血傾向
ヘモグロビン：酸素運搬能の低下。運動負荷量の設定に注意する。
Cr,BUN：腎機能の指標。透析前後のデータもチェック。
Na：腎不全による体内水分貯留↑による希釈？
K：制限食の影響？
Ca：腎機能低下のため、Ca吸収不足。骨粗しょう症も気にする。
フェリチン、Fe：肝臓内の鉄貯蔵量の指標。Feと合わせてチェックする。貧血のチェック。
など。まだまだ診るべきところはたくさんあると思います。

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タグ：透析 リハビリ 運動療法 リスク管理 透析時間 除水量 アミロイドーシス 血液データ